中野ブロードウェイ
東京アンダーグラウンド
The Mask
Shoes
チャーハンセット
鉄板麺
痛車
ワッサ!突然ですが日本へ帰ってきての楽しみは読書です。サンフランシスコにも紀伊国屋があって和書を購入できるんですが定価の4割増とか普通なんで滅多に買いません。なので帰った時に読みたい本をまとめて読みます。
簡単な経済書から写真集っぽいものまで色々読んでるんですが、今回はなぜかヒップホップ関係のものが多いので読んだものを少し適当に。
「文化系のためのヒップホップ入門」を読んだ。ヒップホップアーティストではない”外の人”が分かりやすく文化的にヒップホップの魅力を説明している本。面白かった。第五章で書かれている、マーチングバンドとネプチューンズのビートの関係は超興味深くて、第六章でロックは中流階級からのドロップアウトの歌、ヒップホップは資本主義競争に入れなかった人のドロップインの歌っていう物言いは少し過激だが理にかなっている気がしてとても腑に落ちた。
しかし、この本ヒップホップを沢山語っているのにリリックについてはごっそり抜け落ちているのが残念。入門書だし色んなラッパーがそれぞれ違うことを歌うので、扱いきれないのは当たり前なのかも知れないけど、ラップの魅力はそこだと思うので少し違和感を感じました。2冊目があるなら是非そこら辺をガッツリ扱かって欲しいです。
「How to Rap」を読んだ。文化系ヒップホップ入門で扱いきれていないラッパーのリリックについてはこの本で大分補えると思う。 どんなことを書くかってより、どういう風に書くかってことが書かれています。メインストリームからアンダーグラウンドまで100人を越すラッパーが答え、それが上手くまとめらている。イメージ的にラッパーてカッコつけて平気でウソを話しちゃう感じだけど、ここに出てくる言葉は正直に答えられているものばかりで面白い。誰にラップを書いてもらったとか、インターネットで文字を検索するとか、アーティストのイメージを気にして普通リスナーに内緒にするようなことが沢山出て来て面白かった。
最近の英語に関しての目標はラップを聞き取ることなので、これをもう一度読みながら洋ヒップホップをドンドン聴いていこうと思いました。
「Legendオブ日本語ラップ伝説」を読んだ。サイプレス上野と東京ブロンクスが好き勝手に日本語ラップの名盤とアーティストについて語っている本。これも面白かった。大体90年代のことを中心に話しているんだけど、当時ボクはハードコアやパンクを聴いていて、ヒップホップのライブへ行かなかったんだけど、それでもキミドリや四街道ネイチャーのCDは持っていたし、サイプレス上野と東京ブロンクスとはほぼ同年代で、しかも今ボクは日本語ラップファンなので全然話しについて行くことが出来ました。声を出して笑っちゃうエピソード満載なんですが、特にブッダブランドの回が面白かったです。
最後の方で東京ブロンクスがヒップホップゲームは参加しないと発言権はないみたいなことを言っているんですが、それには相当耳が痛かった(去年ボクは友達のとこでラップを録音させてもらったけど)、と同時にリスナーを突き放し過ぎでしょとも思いました。それだけ作ってる側は真剣だってことなんだろうね。
「音楽が終わって、人生が始る」音楽評論家、磯辺凉の本。ボクはヒップホップ関係と気になるアーティストのレビューだけ読みました。この人の文は様々なところからドンドン色んなものを引用してくる。それ自体は素晴らしいことだと思うんだけど、例として引用したものがその文の半分位を締めていて、しかもその例っていうのはアーティストのためじゃなくて、そのアーティストの地元を説明しているもので、本題のアーティストどこいっちゃたの?みたいなの(つまりサブジェクトとは関係ないものを書き過ぎ)はいくらなんでも無茶苦茶だと思いました。しかしD.Oについての記事は超面白くて、今度じっくり彼の曲を聴いてみたいって思いました。
「何もしないでいきていらんねぇ」をECDのファンなので買って読んだ。短編小説は面白かったけど、万引きの話しは前にも読んだ気がする。この本よりも「暮らしの手帖」の方が全然面白いです。でもボクはECDをサポートしたい気持ちでこの本を買ったので全然okです。ディスクレビューはまだ読んでない。
新潮の連載の日本語ラップ特集、夜露死苦現代詩2.0も少し読んでみた。連載第一回目はBoss the MCについてで彼の歌詞や世界観に踏み込んでいて面白いけど、それ以降の号はもうラッパーのインタビューがほとんどになってしまっていて少し残念。2011,9月号の田我流のインタビューはマジで笑った。この本の他の文はほぼ読まないので毎月購入はせず、連載をやっている都築響一の夜露死苦現代詩(1.0)を今度読んでみたいと思います。
番外:映画「サウダーヂ」を観ました。山梨のラッパー、stillichimiyaの田我流が右翼ラッパーとして出演していたし、この映画凄い評価がいいので観ました。地方のどん詰まり。田我流の演技がすごくよかったけど、意味不明なシーンが多過ぎて凄く長く感じてしました(実際凄く長い)。